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卓球大会に向けて(竜雲あけぼの学園)

 あけぼの学園では、今月より卓球大会に向けて練習を始めました。作業の合間を縫って練習しているのでそんなに多くは練習できていませんが、各々に少しでもいい結果を残すことができるよう努力をしています。



 参加される利用者様達が結果を残すことができるよう私もサポートして行きたいと思います。練習中は作業中に見ることができない表情や普段よりも会話中に笑顔が増えスポーツの力を再確認しました。利用者様からももっと体を動かす機会が欲しいと言った内容の声を多くお聞きしました。


 部屋にこもりたくなる季節ですが健康のためにも体を動かしかつ大会で全力を出し切り、よい年越しが迎えられたらと思います。                           生活支援員 大西


仏さまとハス その2(法人事務局・法話)

 みなさんは、レンコンという野菜を知っていますか?
 レンコンは漢字では、「蓮根(れんこん)」と書きます。「蓮(はす)」というのはハスのことです。ハスは草かんむりに「連(れん)」と書きます。レンコンが連なっているようすから、この漢字が作られました。
 レンコンは泥の中を伸びて行きます。「蓮根」は「ハスの根」と書きますが、実際には根ではなく、地下(ちか)茎(けい)という地面の下を伸びる茎(くき)です。レンコンには、穴が開いています。のぞくと、向こう側が見えるので、「先が見える」と言われて縁起が良い食べ物だと考えられました。お正月に、レンコンを食べるのはそのためです。

 

 レンコンの穴は、水の上にある葉っぱとつながっています。レンコンは水の上で吸った空気を、この穴を使って泥の中まで運んでいるのです。昔の忍者は、水の上に出した竹の筒を使って空気を吸いながら、水の中に隠れました。泥の中に潜むレンコンの作戦は、忍者の水とんの術と同じです。実際に、ハスの葉の柄にも穴が開いているので、葉を切り落として柄(え)の部分だけにするとストローのようになります。これを使うとシャボン玉遊びをすることができます。

 

 レンコンの穴の数は決まっています。レンコンは真ん中に大きな穴が開いていて、そのまわりに九つの穴があります。一方、葉の柄に空いている穴は四つです。どうして、水の上の葉の柄よりも、泥の中のレンコンのの方が穴の数が多いのでしょうか。泥の中では、泥の重さで穴がつぶれてしまうことがあります。穴の数が多いのは、穴がつぶれても、他の穴が空気を通すように工夫されているのです。  常任理事 細井


仏さまとハス(法人事務局・法話)

 お寺の仏像は、どんなところに座っているでしょうか?
 イスでしょうか? それとも、座布団でしょうか?

 仏像を見てみると、花のようなものに座っています。これは蓮華座(れんげざ)と呼ばれています。蓮華というのは、ハスの花ことです。ハスは、仏教にとって、とても大切な花です。仏像が座っているだけではありません。たとえば、ハスの花を持つ仏像もあります。仏さまにお供えするお菓子も、ハスの花の形をしたものがあります。ハスは、極楽に咲いているといわれます。そういえば、お寺の池にもよくハスが植えられています。

 ハスは汚れた泥の所に生えます。しかしハスの花は、この世のものとは思えないほど、美しいものです。世の中には、良いことと悪いことがあります。良い人も悪い人もいます。汚れた泥は、まるでいろいろなものが混じったこの世の中のようです。泥から生えて美しい花を咲かせるハスは、いろいろなことがある世の中で、素晴らしい行いをする仏さまの教えのようであると言われたのです。ハスは不思議な植物です。ハスが泥の中から生えることができるのには、ひみつがあります。   つづく
                                        常任理事 細井


『小枝と毛糸のクリスマス飾り』(ぼだいじゅ)

 12月も後半に差しかかり、いよいよ今週はクリスマスですね。
 先日ぼだいじゅでは、クリスマスの工作として、2種類の壁飾り作品を制作しました。


 

 一つ目の作品は、小枝と毛糸のクリスマス飾りです。近所の山で拾ってきた小枝を星形やひし形などいろいろな形に組み上げ、そこに色とりどりの毛糸を巻きつけて土台を作ります。そして、フェルトで作った長靴やツリーにスパンコールをトッピングし、最後に土台に飾り付けて完成です。


 小枝や毛糸など普段は扱うことのない素材を用いての慣れない作業でしたが、皆様丁寧に取り組んでおられました。



 山で見る小枝はどことなくさみしさを感じますが、利用者さんの手により、冬のぬくもりを感じる素敵な作品に仕上がりました。



 そして2つ目の作品は、雪だるまの壁面飾りです。


 


 利用者様がおもいおもいに描かれた雪だるまの顔に、帽子、バケツ、枝や手袋など、お好きなパーツを組み合わせ、カラフルな雪の結晶をおなかにあしらって完成です。


 そして、ぼだいじゅの今年一年の思い出の写真をクリスマスツリーに見立て、その周りには雪だるまたちが、壁一面元気に踊っています。


 ぼだいじゅでは、今週金曜日にクリスマス会を行う予定で、室内はクリスマスムード一色となっております。皆様も素敵な週末をお過ごしください。                  生活支援員 加嶋


『年末年始の飾りといえば、、、』(竜雲かしのき園)

 今、かしのき園の作業では、愛と花いっぱいキャンペーンの門松を作成しています!

 一対の門松になるので、出来上がっていくと圧巻の景色になります。
 写真の門松は、松とピックを刺して完成になります。


 ちなみに門松は、神様を家に迎え入れるための神体という意味があるそうです。

 受け取る方が、気持ち良く新年を迎えられるようなものを、利用者様と一緒に作っていきたいと思います。                                    生活支援員 住吉


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