冬の山で(竜雲少年農場)
寒風のなか、農場の牧草地へ登りました。斜面を登り、久しぶりに山をゆっくりと回りました。
来年度の草地の整備などについて話しながら見て回っていたのですが、そんな中、発見した山の風景をいくつかご紹介します。

草地の頂上から眺めた山並みです。
落葉樹の枝が紫色に見えて冬の山並みも美しいです。
牛たちが水飲み場に集まっています。
モリモリと大きく成長した柘植の木です。
2.5mほどの柘植の木。こんなに大きく育った柘植の木は珍しいのではないでしょうか。
コーンに乗せたアイスクリームみたいにこんもりとして可愛らしい形の木です。

牛たちが草を食べる山の中にあるのですが、何十年もだれにも刈り取られずにここまで大きくなったようです。
余談ですが、櫛の材料として有名な柘植ですが、強度があり緻密で肌触りがよく、狂いが少ないので定規や測量用具の木材として使用されていたようです。

新しい山の名所を紹介してもらいながら、ここまで受け継いできた職員たちの山への愛着を感じることができました。そして寒い中でも、少しずつ次の春に向けてのちからをたくわえている・・・そんな山のパワーをいただくことができたようなそんな時間をすごしました。 生活支援員 福家