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木蓮と目連尊者(法人事務局・法話)

 竜雲学園法人事務局の玄関前に2本の木蓮の木が白い花を見事に満開にさせています。
 木蓮(もくれん)、発音が同じなので目連のお話をしたいと思います。
 お盆は皆さんご存知かと思います。目連尊者にまつわるお話なんです。お盆は正確には盂蘭盆会(うらぼんえ)といいます。
 目連尊者は亡き母が今何処におられるかと思い、育てていただいた恩に報いたいと、天眼通をもって天上界より、人間界、修羅の世界などを探し求めても会えず、泣く泣く地獄道、餓鬼道とたずねて、母を見ることができました。母の姿は餓鬼の姿となっていました。目連尊者は悲哀極まり早速飯を盛った鉢を持って往き、母にその鉢を渡しました、母は喜んでその鉢の飯を得て、左の手でその鉢をささえ、右手にて飯をつかみ、口に入れようとした時、飯は火炭となってしまい遂に食することはできませんでした。目連尊者は悲号しました。すぐさま、舎衛国祇樹給孤独園に在しますお釈迦様の所へ馳せ帰り、具にこの様子をのべて、どうしたら母を救うことができるかその教えを乞うたのでした。
 お釈迦さまは「汝の母は罪根深くして汝ひとりの力にてはどうしようもない」とおっしゃられ、そして、助ける方法を教えられました。それは、7月15日に修行を終えた大勢の僧たちに世の甘美を尽くして盆に盛り供養することでした。その日、目連尊者の母は一劫(とてつもなく長い時間)も続く餓鬼の苦を脱することとなりました。
                                        常任理事 細井



物故者法要(竜雲舜虹苑)

 竜雲舜虹苑では、毎年物故者法要を行っています。今年は3月11日に法然寺のご住職をお招きし、今年度ご逝去された方々のご冥福をお祈りしました。近年は特養において看取り介護を行う機会も増加してきており、「死」というものを身近に感じるようになってきました。手を合わせお経をあげている最中、看取り介護を行って施設で逝去された方々の生前の情景を思い浮かべ、目に涙を滲ませる職員もいます。舜虹苑には年齢の若い職員も多く、死生観を養う意味でも良い機会となっています。
 我々施設職員の仕事は、利用される高齢者の生活を支える事です。当然、最終的には「死」と向き合う事になりますが、人生の最後を少しでもその方らしく生活して頂けるようにこれからも支援してまいりたいと思います。
                                       生活相談員 三宅



皆様からの『いいね!』お待ちしております(ぼだいじゅ)

現在「本格手打ちさぬきうどん 竜雲」【就労継続支援A型事業】では、Facebookを通して皆様にうどん店の情報をお伝えしております。


「お品書き」や「半生うどん」のラインナップなども掲載しておりますので、是非、チェックしてみて下さいませ。



こちらからどうぞ Facebookをご利用でない方でも、上記のリンクからアクセスしていただきますと、最近の投稿や写真の一部であれば、ご覧になれます。皆様からの『いいね!』心よりお待ちしております。  職業指導員 松浦


春の兆し(竜雲少年農場)

 暖かい日が多くなり、農場も平地より少し遅い春の兆しを迎えています。
 桃や梅の花がちらほらと咲き始めました。
 利用者さんはやまなみ芸術祭に向けて、ただいま準備中です。
                                      生活支援員 福家



春の訪れ(竜雲舜虹苑)

 まだまだ、寒い日が続いていますが、暦の上では春ですね。
 舜虹苑では、ケアハウスに毎年お雛様を飾っています。今年も立派な7段飾りがお目見えしました。デイサービスの利用者様も「きれいやのー、昔は娘や孫のお雛さん飾っりょったけど今は出さんけん、見せていたー」とうれしそうです。
 2月27日(土)デイサービスでは、午後から利用者様と生け花の時間です。
 今日は、カーネーション、梅を生けます。
 利用者様が「青い色のカーネーション初めて見たわ、梅はこの辺りかな」とお話しをしながら生けています。
 デイルームに生け花が飾られお花畑の様です。一足お先に春の訪れを感じる一時でした。  
                                      生活相談員  福家



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