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ホームブログ特別養護老人ホーム 竜雲舜虹苑「日々是好日」(竜雲舜虹苑)

「日々是好日」(竜雲舜虹苑)

 にちにちこれこうじつ、どんな日でも毎日は、新鮮で最高にいい日だという意味です。
 ムカつく日も、悲しい日も、雨の日も風の日も、その時の感情や状態を大いに味わって過ごせば、どんな日でもかけがえのない日になる。
 ほのぼのして、幸せそうな字面ですがなかなか難問です。

 そういえば利用者様たちが、朝起きて一番にお聞きされるのが、まず時間、そして次にお天気を聞かれる方が多いのですが、「今日はいい天気そうですよ。」というと、パッと「それは良かった。」と、笑顔になられ「今日は雨みたい。」というと、少し残念そうな表情をされることがあります。


 しかし、雨の日でも「今日は中で魚釣りしようか。」と、レクリエーションなどを行うことで、楽しい1日にすることもできます。どんな日にするか、どんな日にできるかは職員の行動と、考え方が大きく関わってきます。利用者様達に毎日寝る前に「今日はいい日だったなあ。」と思っていただけるようなケアを、考えていきたいですね。



 今、私が楽しみにしていることは、施設の近くで生えるつくしを、利用者様と摘みに行き、一緒に料理して夕食に1品足すことです。もちろん、つくしのあくの抜き方と味の付け方は、利用者様達に教えてもらいます。春ならではの味覚を、皆で楽しみたいと思います。
                                      ケアワーカー 和泉



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